作家物の魅力というのは、日常生活の中で無造作に私の中に
入り込み、何かを語りかけてくれるところにあります。
使うものにとっては道具としての存在だけでなく、
作家と私の美意識が交錯し、大きな想像のステージにもなります。
今展では、「設ふ」と題して、
里山に満月、茶室での夜宴を楽しむ空間を演出し、
花器と食器、新作のオブジェ、絵画を展示しました。
焼き物と見間違うほどの渋味がある色漆を幾重にも重ねた肌合い、
後ろ前が全く違う表情をしたフォルムの乾漆花器は、
大塚友野さんのしなやかさと大胆さを併せ持った
個性が充分生かされた作品でした。
赤紫の、花穂がついた吾亦紅がひっそりと明るさを添えて、
この花器がいっそう華やかになりました。
漆芸作家大塚友野さんの今後の活躍を大いに期待しています。
gallery noivoi
入り込み、何かを語りかけてくれるところにあります。
使うものにとっては道具としての存在だけでなく、
作家と私の美意識が交錯し、大きな想像のステージにもなります。
今展では、「設ふ」と題して、
里山に満月、茶室での夜宴を楽しむ空間を演出し、
花器と食器、新作のオブジェ、絵画を展示しました。
焼き物と見間違うほどの渋味がある色漆を幾重にも重ねた肌合い、
後ろ前が全く違う表情をしたフォルムの乾漆花器は、
大塚友野さんのしなやかさと大胆さを併せ持った
個性が充分生かされた作品でした。
赤紫の、花穂がついた吾亦紅がひっそりと明るさを添えて、
この花器がいっそう華やかになりました。
漆芸作家大塚友野さんの今後の活躍を大いに期待しています。
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