稲熊兼は作家活動をしながら、絵画教室を開講し
二人の子を持つ家庭人でもある。
今展のために170点もの作品を描いたと聞いた。
恐らく日常に忙殺されているのであろうが、
たくさん描けるということは才能の一つであろう。
これまでの紙に描いた作品の総括展にしたいとの意向より
『Works on Paper』と題して、30点を展示した。
幾重にも重ねた美しい色彩が稲熊兼の世界であるが、
今回はモノタイプに取り組んだり、黒と白を明快に表現したりと
作品の幅が広がり、観ていてとても楽しい展覧会であった。
私にはどうしても気になる作品がある。
オイルパステルのやわらかな質感を感性豊かに描いた一品。
これを部屋に飾って眺めてみたくなった。
これから先、稲熊兼が創り出す新しいマチエールを想像しながら。
gallery noivoi
二人の子を持つ家庭人でもある。
今展のために170点もの作品を描いたと聞いた。
恐らく日常に忙殺されているのであろうが、
たくさん描けるということは才能の一つであろう。
これまでの紙に描いた作品の総括展にしたいとの意向より
『Works on Paper』と題して、30点を展示した。
幾重にも重ねた美しい色彩が稲熊兼の世界であるが、
今回はモノタイプに取り組んだり、黒と白を明快に表現したりと
作品の幅が広がり、観ていてとても楽しい展覧会であった。
私にはどうしても気になる作品がある。
オイルパステルのやわらかな質感を感性豊かに描いた一品。
これを部屋に飾って眺めてみたくなった。
これから先、稲熊兼が創り出す新しいマチエールを想像しながら。
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