身近にある草木を描き続けています。
通勤途中に毎日見かける近所の庭、空き地の草木の群集、公園の植木。
四季によって変化する姿に、描きたい気持ちを刺激されます。
写真を撮って持ち帰り、キャンバスに向かうと自分のなかでの戦いが始まります。
私の絵画が始まった原点は2つ。
ドイツの画家アルブレヒト・デューラーの「芝草」を初めて教科書で見たとき、草が絵画の主役になること、またその圧倒的な存在感に驚きました。
「日曜美術館」で熊谷守一を知ったときも、身近な物が画家の目を通るとこんなにも自由な形になるのかと、強く印象に残りました。
具象と抽象を行ったり来たりしながら画面上での良し悪しを目で判断し、形を蔑ろにせず、筆の妨げになってはならない。
そうした思いで描いています。
近藤夕琴
●過去の展覧会
近藤夕琴 個展
Dilly - dally
2023.9.16 - 10.1
経歴
1991年生まれ愛知県在住
2016 名古屋芸術大学大学院美術学部美術学科同時代表現コース 修了
主な展示
2022 第11回全国公募 西脇市サムホール大賞展受賞・佳作作家展VOL.4(西脇市岡之上美術館)
GALLERY NOIVOI 10TH ANNIVERSARY EXHIBITION(Gallery noivoi)
2020 ファン・デ・ナゴヤ美術展2020「ここに在るということ」(市民ギャラリー矢田)
2018 二人展 月の裏側(YEBISU ART LABO)
2017 Minimalism(Gallery noivoi)
2016 Focus Flowing(Gallery MoMo Projects)
2015 シェル美術賞 2015 入選(国立新美術館)
個展
2020 描いて 育てる(Gallery noivoi)
2018 かたまり(Gallery noivoi)
2015 NAEDOKO(Gallery noivoi)
主な展示
個展
展示作品