●過去の展覧会
近年、コロナ禍での生活や子育てをするようになり自宅で過ごす時間が増え、人との関わり、距離感をより考えるようになりました。
人と会うことが容易でなくなった為、手紙や贈り物の交換も増えました。
手紙にはメールやSNSのような即効性や利便性はありません。
気持ちを書き綴る、封筒に入れる、切手を貼る、ポストへ出す、手間と時間を経て相手へ想いを届ける手段です。
手紙を書くことと、四角い枠の中に絵を描くことが重なりました。
envelopeという展覧会や作品のタイトルにした単語の意味は封筒、包むもの、覆い、膜、などの意味があります。
手紙の封筒を開ける瞬間。
プレゼントのリボンをほどく瞬間。
その時流れる緊張感や高揚感を描きました。
私の絵には具体的な言葉やプレゼントはありませんが、封筒や包み紙のような役割を持たせながら描き続けたいと思います。
吉田葵
経歴
1979三重県生まれ
2004名古屋造形芸術大学 造形学部美術学科日本画コース 卒業
2006名古屋造形芸術大学大学院 造形研究科造形専攻 造形表現制作 修了
個展
2011まえとうしろとまんなか (GALLERY GOHON/名古屋)
2013きろく00 (名古屋市市政資料館)
2014吉田葵 展 (garage/豊橋市)
2015吉田葵 展 (garage/豊橋市)
2015切る、折る、結ぶ (ギャラリ想/名古屋)
2017loop (Gallery noivoi/名古屋)
2018in line with (gareco/名古屋)
2019こちらがわはむこうがわ (Gallery noivoi/名古屋)
グループ展
2005第16回 臥龍桜日本画大賞展 入選 (飛騨位山文化交流館・岐阜県美術館)
第19回 青垣日本画展2005 入選 (青垣公民館/兵庫・京都市美術館別館・上野の森美術館)
ROOAギャラリーオープン企画展 ROOA展 vol.1 (ROOA GALLERY/名古屋)
2006名古屋市美術館特別展 「名古屋」の美術 -これまでとこれから- (名古屋市美術館)
2009古川美術館特別展 日本画の今 若手作家の挑戦 (古川美術館/名古屋)
三人展 (アートスペース羅針盤/東京)
2011ARTLINE01 (MasayoshiSuzukiGallery/岡崎)
2012ごほんでにほんのごにん (GALLERY GOHON/名古屋)
紙技百藝 (雅景錐/京都 時折/名古屋 HIGURE 17-15 cas/東京・日暮里)
2013CRASH×BUILD (アートラボあいち/名古屋)
2014第10回全国公募西脇市サムホール大賞展 入選 (西脇市丘之山美術館/兵庫)
2015コレクション展 (see saw gallery+café/名古屋)
オーエス!クマバリ (長久手アトリエ/愛知)
2016ながくてアートフェスティバル (長久手文化の家/愛知)
クマバリ芸術祭 (長久手アトリエ/愛知)
2017みのかもannual 2017 (みのかも文化の森/岐阜)
なごや寺町アートプロジェクト (西別院/名古屋)
はりこ植物園 (See Saw gallery + hibit/名古屋)
亀山トリエンナーレ (加藤家屋敷跡/三重)
2020わたしの一点「つながる原風景」(織部亭/一宮)
2021ギャラリーへ行こう2021(数奇和/東京・西荻窪)
その他の活動
2010 - 2012GALLERY GOHON project 運営メンバーとして参加。
2012やさしい美術プロジェクト 小牧市民病院(愛知)緩和ケア病棟内へ、二カ所に展示。
2015 - 2016オープンスタジオ 長久手市の共同アトリエ TOKIO荘とアトリエハウスKUMABARIとの同時開催。
2022コミッションワーク (コートヤード・バイ・マリオット名古屋 ※ダイニング「CRST」内)
展示作品
(C) 2012 Gallery noivoi.